アドセンス広告をブログに掲載するためには、アドセンスの審査に通過しないと使うことができません。
審査用ブログを作ってアドセンスに審査の申請をし、通過して初めてアドセンス広告を使用することができます。
アドセンスの審査は年々厳しくなっていっていると言われていますが、ポイントを抑えて審査用のブログを作っていけば、十分審査を通過することは可能です。
ぜひアドセンスの審査に通過して収益化できるよう、審査用ブログを作っていきましょう!
それでは審査用ブログで抑えておくべきポイントと書き方について解説します。
Contents
アドセンス審査用ブログで抑えておくべきポイント
アドセンスの審査に通過するためには、まず審査用ブログが必要となってきます。
この審査用ブログが審査を通過後に、収益化ブログとして運営していくことになるんですね。
2019年初頭にアドセンスの規約が変わり、アドセンス広告を掲載するブログごとに審査が必要となりました。
したがって、2019年現在は審査を通過したブログのみアドセンス広告を掲載できるかたちとなっています。
そこでまず審査用ブログを作る上で抑えておくべきポイントを、審査用ブログ自体の設定とブログデザインの2つに分けて解説します。
審査用ブログの設定
アドセンスの審査用ブログは条件があり、また審査を通過するために設定したほうが良いことがあるので、順番に解説していきますね。
独自ドメインで作られたブログ
2016年からアドセンスの審査用ブログは独自ドメインで作られたブログでないと申請できなくなりました。
それ以前は無料ブログでもOKで、審査も今とは比べ物にならないくらい緩かったんですけど、リテラシーが向上したからか、
ちゃんと運営されたブログ&検索ユーザーに役立つブログが審査通過の条件になっている傾向です。
なので、以下の記事を参考に、まずサーバーをレンタルし独自ドメインを取得して審査用ブログを作りましょう。
テンプレート
ブログのテンプレートが初期状態のままだと、ちゃんと運営されていない印象を受けやすいので、テンプレートはデフォルト以外のものにしましょう。
テンプレートは無料でも有料でもどちらでも構いません。
有料のほうがデザイン性や作業効率的に優れてはいますが、最近の無料のテンプレートもキレイなデザインが多いです。
テンプレート選びに迷ったのなら、以下の記事を参考にしてみくださいね。
ブログタイトル&キャッチフレーズの設定
後述しますが、専門性のあるブログの方がアドセンスの審査に通過しやすいのが最近の傾向です。
なので雑記ブログではなく、特化ブログとして運営していきます。
ブログタイトルは何に特化しているのかが分かるようなタイトルが望ましいです。
キャッチフレーズも何に対してどのような趣旨で運営していくブログなのかを書くと良いですね。
ブログタイトルやキャッチフレーズは、Googleで検索して色々なブログやサイトをチェックしてみると参考になりますよ。
Googleサーチコンソールへの登録と設定
Googleサーチコンソールの登録と設定をしましょう。
Googleサーチコンソールは無料で提供しているサイト分析ツールで、ブログ運営には欠かせないツールです。
Googleサーチコンソールの登録と設定については、以下の記事を参考にしてくださいね。
Googleアナリティクスへの登録と設定
Googleアナリティクスの登録と設定をしましょう。
Googleアナリティクスは無料で提供しているアクセス解析ツールで、Googleサーチコンソールと同じく、ブログ運営には欠かせないツールです。
Googleアナリティクスの登録と設定については、以下の記事を参考にしてくださいね。
プラグインの追加
WordPressのプラグインを追加します。
プラグインはSEO対策や作業効率化など、ブログ運営を手助けしてくれるツールです。
以下の記事でおすすめのプラグインを紹介しているので、参考にしてくださいね。
ブログデザインのカスタマイズ
ブログデザインをカスタマイズします。
ブログデザインは初期状態だとブログ運営がちゃんと行われているか怪しく思われかねません。
なによりユーザビリティに乏しいので、カスタマイズしてブログの体裁を整えていきましょう。
運営者情報とプライバシーポリシーの作成
運営者情報(プロフィール)とプライバシーポリシーを作成しておきましょう。
特にプライバシーポリシーは個別ページで作りグローバルメニューに設置し、運営者情報(プロフィール)はサイドバーに設定しておきましょう。
グローバルメニュー
グローバルメニューに項目を追加します。
- お問合せフォーム
- プライバシーポリシー
- サイトマップ
大抵のテンプレートは初期状態のグローバルメニューには、「ホーム」しか設置されていません。
審査通過に100%の正解はありませんが、この3つを追加して設置することでちゃんとブログ運営しているとGoogleに思ってもらえるでしょう。
サイドバー
サイドバーに項目を設置していきます。
サイドバーに項目を設置する方法は、ダッシュボード左側のメニューから[外観]>[ウィジェット]をクリックすると、サイドバーに各項目を設定する事ができます。
サイドバーに設置したほうがいいと思われるのが
- 検索ボックス
- 運営者情報(プロフィール)
- 人気記事
- 新着記事
- カテゴリー
サイドバーの上から上記の順番に設定しておけばいいと思います。
プロフィールはフリー画像を使って、サイトのテーマと関連のあることを簡単に書いていきましょう。
こちらもグローバルメニューと同様に、Googleから良質なブログ運営をしていると思われる可能性が高くなりますよ。
カテゴリー
カテゴリは必ず作りましょう。
カテゴリ分けせずに未分類(デフォルト)のままはGoogleの印象は良くないし、ユーザーに優しくないですよね。
審査用のブログではカテゴリの数が多くなることは無いので、3つ程度に分けられていればいいと思います。
ヘッダー画像
ブログのヘッダ画像はどちらでも構いませんが、あった方がいいです。
ヘッダ画像の作り方ですが、僕の場合はフリー画像を無料の画像編集ソフト「Photo Scape X」で加工して利用しています。
加工と言っても難しいことをする必要はありません。
フリー画像にブログタイトルを入れる感じでOKです。
アドセンス審査用ブログの記事の書き方
次にアドセンスの審査用ブログの記事の書き方について解説します。
これは審査が通ってからも注意すべき事柄も多いので、ぜひインプットしておいてください。
アドセンス審査用ブログ記事のルールと傾向
アドセンス審査用ブログには後述する規約やルールがあり、違反してしまうと審査は通過できません。
また審査通過後も守る必要の事柄もあります。
近年の傾向では、オリジナリティや専門性のあるコンテンツが審査に通過しやすいようです。
AdSenseのコンテンツポリシーを遵守する(審査通過後も)
アドセンスにはコンテンツや広告等に関するポリシーがあります。
アドンセンスポリシーに反するような記事を書かないように気をつけてください。
例えばコンテンツならアダルト、酒、タバコ、暴力、法律に違反することなど、公序良俗に反するモノはNGです。
また禁止コンテンツに明確には提示されていないけど、怪しいテーマかも…と思う場合があるかしれません。
その時はグレーゾーンはNGと捉えて、書かないことをオススメします。
審査用ブログの段階であればコンテンツポリシーにのみ注意すればよいですが、審査が通り収益化ブログになった時には、クリック&インプレッションと広告に関するポリシーにも注意しなければなりません。
例えば、広告コードの改ざんや自己クリック、クリックの依頼、誤クリックを誘発する配置はNGです。
アドセンスポリシーの詳細は以下のページで確認してくださいね。
コピペ・リライトはNG(審査通過後も)
記事のコピペやリライトはNGです。
他のブログやサイトからコピーして、自分の記事に使うのは絶対に止めましょう。
もれなくGoogleにバレますw
ただ他のブログやサイトの内容を自分の言葉にして書くことはOKなので、他のブログやサイトを参考にする時には、記事の情報を元に記事を作るようにしてください。
また審査用ブログの段階では引用も控えましょう。
著作権を侵害している画像&動画は使用しない(審査通過後も)
アドセンスの審査用ブログでは画像や動画の掲載はNGといわれることもありますが、実際には画像や動画を掲載しても審査に通過したという情報を得ています。
なので、画像や動画の掲載はOKなのですが、必ず著作権を侵害していない画像や動画を使ってください。
画像であればフリー素材や自分で撮ったものを使いましょう。
動画もYou Tubeなど動画サイトの中で、公式にアップロードされている動画を選んでくださいね。
SNSの投稿をブログに貼り付けない
審査用ブログの段階では、TwitterなどのSNSは掲載誌な方が無難なようです。
絶対ダメかというと微妙な範囲ですが、現時点ではまだグレーなので避けた方がいいと思います。
ただ審査通過後はOKです。
他者の広告は貼らない
アフィリエイト広告など他者の広告は掲載しないようにしましょう。
アドセンスの審査用ブログの段階ではアドセンス広告のみ。
審査通過後は、他の広告も掲載OKです。
ブログのジャンルは特化(専門性のある)
前述しましたが、審査用ブログのジャンルは専門性のある特化ブログにしましょう。
- 自分が書きやすい(経験値がある、趣味や特技、好きなことなど)
- 記事ネタが枯渇しない
- トレンドネタ(芸能・ゴシップ)以外
- YMYL(金融や医療・健康などの生活)以外
- ポリシーに違反しない
この5つを参考にテーマを選びましょう。
もしどうしても思い浮かばない・・・という場合はお住まいの地域に関することをテーマにした特化ブログがオススメですよ!
<YMYL(Your Money or Your Life)>
生活やお金と関連が深いもの。
ショッピング、金融、財務、医療、法関連、養子縁組や安全関連、公的なものなど
YMYLを扱う場合、GoogleはE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を特に重要視しているため、審査はもちろん審査後の記事の検索上位表示のハードルが一気に上ります。
記事数は5~10記事程度が目安
以前は審査に通過するために必要な記事数は20~30記事と言われていきましたが、最近では10記事前後で通過する事例も多くなってきました。
僕がリサーチした範囲ですが最少で4記事ですが、一桁の記事数で審査に通過している事例も結構あります。
Googleは量より質を重視している傾向にあるようですね。
記事が5~10記事程度たまったら審査に申請してみましょう
記事の書き方のポイント
アドセンスの審査用ブログの記事の書き方のポイントについて解説します。
タイトルは32文字を目安に分かりやすいように
記事のタイトルは32文字を目安に作りましょう。
その際には、ちゃんと日本語として成立していて、記事の内容が伝わるようなタイトルを心がけてみてください。
- ユーザーの悩みや疑問を解決できるようなタイトル
- 読んでみたくなるようなタイトル
- キーワードを入れたタイトル
そんなタイトルを意識して作ってみましょう。
見出しを使う
記事の中に見出しを使っていきましょう。
見出しはSEO対策に効果的なのはもちろんなのですが、ユーザー目線で見ても記事が読みやすくなります。
一つの記事の中に3、4つの見出しは使うよう心がけてくださいね。
誤字・脱字のチェック
記事が出来上がったら、投稿する前にかならず誤字脱字のチェックをしましょう。
記事が誤字脱字だらけだったら・・・読む気が起きないですからね!
情報に適した文字数で
文字数は記事のネタに対する情報で変わってきますが、価値提供できる程度の情報を書いていけば、自然と1000文字~2000文字くらいにはなります。
また4000~5000文字と多ければ良いかというとそうでもなく。
下手に文字数だけ稼いでも逆に読みにくくなるだけだし、どうしても長くなりすぎると思ったら、記事を2つに分けた方が良いですね。
記事のネタにもよりますが、僕の場合であれば平均1800~2000文字くらいです。
読みやすいように工夫する
記事は改行や段落に気を配りましょう。
多すぎても少なすぎても読みづらくなります。
また文字を強調したり色を変えたりするなど、ユーザーに特に伝えたい&ユーザーが読みやすくなる工夫をしましょう。
重要なのはユーザーファーストの意識です。
審査申請後の記事更新について
審査に申請した後は記事更新しないでも通過した、という話も耳にします。
なので、2019年9月時点では、審査申請後の記事更新については必須ではないようです。
ただ記事を更新するのがベターなのは当然なので、可能であれば申請後も記事を更新していきましょう。
最後に
アドセンスの審査用ブログのポイントと記事の書き方について解説しました。
アドセンスの規約やルールに沿って、適切なブログの運営と記事の書き方をしていけば審査も通ります。
記事数や文字数などを気にしがちですが、重要なのはそこではないです。
もっと言えば更新頻度もアクセス数も関係ありません。(アクセス数ほぼ0でも審査通過したという話も聞きました)
Googleの基準はユーザーファーストなので、
- 専門性があって
- ユーザービリティが考慮されたブログで
- ユーザーの役に立つ記事を作る
これが今のアドセンスの審査通過のポイントだと思います。
ぜひ本記事を参考に審査用ブログを作って見てくださいね!