会社や仕事に行きたくないっていう気持ちは、サラリーマンやOL、アルバイトをしている人なら必ずといっていいほど抱く気持ちですよね。
会社や仕事に行きたくない原因で一番多いのが会社内の人間関係です。
学生や遊び仲間であっても人間関係は、快適に過ごすための重要なファクターとなってきますよね。
会社に行きたくない時の一番の対処法は、休むことでしょうか?それとも思い切って辞めること?
しかし、会社や仕事に行きたくないって思っている人にとって、辞めることはもちろん、休むことさえ人一倍抵抗があったりします。
僕も人間関係が原因で「会社や仕事に行きたくない」といつも思っていましたが、辞めることはもちろん、休むことも抵抗がありました。
そこで、人間関係が原因で会社や仕事に行きたくないと思った時に、実際に実践した5つの対処法を紹介します。
Contents
会社や仕事に行きたくない時に実践した5つの手順
人間関係が原因で会社や仕事に行きたくない場合、会社や仕事のコミュニティとの関わり合い方を変えたり、自分の気の持ち方次第である程度対処できます。
これから紹介するのは、僕が会社員当時に実践してみた5つの手順です。
1.会社や仕事に行きたくない理由を整理する
まず会社や仕事に行きたくない理由を整理してみました。
人間関係といっても具体的に誰との関係なのか、先輩、同僚、後輩、上司、仕事関係などなど人間関係といっても色々ありますよね。
僕が行きたくないと思ったのは、仕事をまるで分かっていない無能な上司と職場を学校と履き違えている同僚との人間関係でした。
なので、僕は上司と一部の同僚との人間関係が会社に行きたくない理由となっていたんですよね。
もちろん仕事そのものが嫌だったり給料が低くてやる気が出ないなど、人間関係だけではない可能性だってあります。
自分が見たくない部分だと思いますが、自分の気持ちをちゃんと見つめて会社に行きたくない具体的な理由を把握することで、解決策がや対策が見つけやすくなります。
その結果、会社や仕事を休む、辞めるというのが最善だということももちろんあるので、よく自分の気持ちを見つめ直して会社に行きたくない理由をはっきりさせておきましょう。
2.人との距離感を保つ
噂好きなオバサマなど、会社内でも噂や評判に敏感だったり好物なのは女性に多かったんですが、最近は女性だけでなく男性側も他人の噂が好きな人が多いです。
ノミニケーションが好きな人やランチでもグループで、とか飲み会などにしてもそうですが・・・
人間関係の距離を近づけすぎるとかなりしんどいですよね。
僕がサラリーマンだった頃は、ほとんど会社の上司や先輩、同僚たちとアフター5(飲み会など遊び)をしたことがありません。
忘年会や新年会もほぼ行かなかったですからね。
だから僕が稀に忘年会などに出席すると後輩から驚かれました・笑
会社のコミュニティに濃さは必要ないな
って思ってたんです。
職場の規模にもよりますが、自分が思うほど自分のことを周りは気にしていなかったりします。
もちろん仕事中の人間関係はちゃんとしていましたが、必要以上に人間関係の距離を縮めなかったですね。
仕事上の人間関係は就業時間内だけ
このように考えていて、ランチにしてもたまに誰かと行く程度だったです。
職場は仕事をする場であって、遊び場ではありません。
もっと言えば、会社はお金をもらうための場所なので、必要以上に仲良くする必要もないと思っていました。
だからと言って愛想悪くするのも違います。
コツとしては、普通にコミュニケーションを取りつつも自分の話は極力しない。
人は自分の話をしたがるので、こちらが聞き手に回る事を意識してみてください。
もし人間関係を密にしてしまったせいで、会社や仕事に行きたくないと思っているのなら、徐々に距離感を取っていきましょう。
このようなことを話すと、
- よく陰口叩かれるとかイジメられる
- 仕事中の人間関係にも支障をきたす
って言いますが、ぶっちゃけて言えばそんな職場は辞めるべきです。メンタルやられますからね。
転職や資格の取得など辞める方向でいち早く動き出した方がいいです。
職場に陰口やいじめがある時点で健全ではないし、そんなことで人間関係に支障をきたすのであれば、その職場は器量のない人間の集まりです。
でも一応僕が実践した対処法を3つ紹介します。
仕事中の人間関係は良好に
ランチや飲み会など距離感の近い場、または仕事モードではない場などの人間関係よりも前に、当たり前ですが仕事中の時の人間関係が先に来ます。
仕事中は同僚や先輩とはコミュニケーションはなるべく取ったほうが良いですね。
特に新人さんや配属されたばかりであれば尚更です。
僕は仕事中の人間関係はなるべく良好になるように務めました。
仕事について質問や相談したり意見を聞く事で、仕事上での適度な仲の良さが出来ます。
たとえ怒られたり注意されても、こちらの一生懸命さが伝われば人間関係はそう悪くなりません。
仕事中のストレスを軽減するためにも必要だし、職場の人間関係やスキル(仕事ができる)などから形成される職場のヒエラルキーが把握できます。
ちなみにいやらしいかもしれませんし相手にもよりますけど、先輩に怒られた時に後で、
謝るのではなく「ありがとうございました」
って言うと効果的だったりしますよ。
仕事中の人間関係を良好になるよう努力することをおすすめします。
仕事の熱量は人によって違うので、なるべく相手と同じ程度の熱量だとより良い関係になると思います。
一生懸命すぎてウザがられたり、やる気が無いとみられてダメ社員扱いされたりすることもあるからです。
新人の時など自分の職場のヒエラルキーが低い時は何かと大変でした・汗
仕事のスキルを磨く
仕事が出来るようになることで、人間関係も強気でいけます。
面倒でストレスになるような人や集団の多くは、仕事があまり出来ません。
その職場に何年いようが関係ないです。
10年いるような人物でもキャリア3年の人物の方が仕事が出来る、なんてよくあります。
そして仕事が出来るようになるってことは職場での立場も強くなります。
前述しましたが仕事が出来なかったとしても、仕事に対する姿勢で先輩に好かれたり同僚に頼られるってこともよくあるので、いかに真剣な姿勢を見せるかで変わることもあります。
ちなみに新人の頃には愛想や態度の悪い人が少なからずいましたが、仕事が少しづつできるようになると態度が変わる人もいましたね。
まぁ極力そのような人には関わらないようにしていましたけど。
でも仕事が出来るようになるってことは、給料が上がる可能性だけでなく職場の人間関係のストレスを軽減してくれる可能性も秘めています。
だからストレスを減らすためにも仕事が出来るようになるために、仕事のスキルは磨いていきましょう。
時には強気で発言することも
これが対処法なの?って思われるかもしれませんが・・・
言う時にはちゃんと自分の意見を言うってことです。
何でもかんでも強気は疲れますし敵を作るだけですが、強気になれるっていうことを見せておくことは相手との距離を適度にしてくれます。
上司に対しても先輩に対しても礼節をわきまえた上で、強気に出ることは自分を守ることにもなりますから。
人望のある人物であれば後に引きづらないし認められることもあります。
逆に嫌だなって思った上司や先輩、同僚は大抵他の人も同じ気持ちを抱いているので、逆に仲間が増えるなんてこともあったりします。
また仕事ができるようになれば自然と強気な発言もしやすくなるので、前述した仕事のスキルを磨くことが強気な発言にも繋がりますね!
3.他人と比べない&比べてしまう自分を受け入れる
前述した2.は同僚や上司など職場の人間関係への対処法、つまり会社に行きたく理由が外的要因だった場合でした。
しかし会社や仕事に行きたくない理由が性格や考えなど、自分自身が要因になることもあります。
給料や待遇、仕事の出来不出来など、職場の誰かと比べてしまうことで人間関係が負担となり、会社に行きたくないと思わせてしまうこともあるんです。
実際、コネで入社してきた社員と僕らでは明らかに待遇が違っていたし、同期で僕より仕事ができる人もいました。
他人と比べてしまうことで自分自身がダメな人間だと自己嫌悪になったり、不公平さに不満やストレスを感じてたんです。
そうなると気持ち的に不安定にもなって、会社に行きたくなくなっていきますよね。
ただ他人と比べることほど無意味なことはありません。比べても何も変わりませんから。
自分より仕事ができる人がいるのは当たり前です。
世の中が不平等・不公平なんて当たり前です。
だから他人と比較しないで、自分の成長やより良い環境を作ることに意識を向けることでストレスの軽減にもなります。
とはいえ、人間は他人と比べてしまう生き物ですから、他人と比べないようにすることもなかなか難しいと思います。
そこで今の自分の現状をありのまま受け入れてみてはどうでしょう。
他人と比較して落ち込むっていうことは、「自分はもっと出来るはず」「もっと認められるはず」などの気持ちがあると思うんです。
これって自分のハードルを上げて難易度を上げてしまっていますよね。
他人と比較せず今の自分を認めてあげてください。
自分に優しくしてあげることはメンタル的にもとても重要ですから。
4.信頼できる人に相談する
1.~3.を経ても人間関係がしんどいから会社や仕事に行きたくないのであれば、一人で悩まず信頼できる人に相談しましょう。
できれば2人の人物に相談するのが望ましいです。それは
- 信頼している会社の人物
- 会社・仕事に全く関係のない人物
です。
僕は職場の先輩と10年来の友人に相談していました。
会社内の信頼できる人は、仕事内容や職場の人間関係を体感している人なので相談しやすいですよね。
家族や友人など会社に関係ない人であれば、職場のしがらみがないので話しやすいこともあるでしょう。
職場に相談相手を作るのは難しいこともあると思いますが、友人や知人、身内なら相談する相手もいると思います。
僕も職場の先輩に相談はしましたが、親身に相談に乗ってもらったのは友人の方でした。
個人的には色々な人に相談するとブレるので、少ない人数が好ましいと思います。
愚痴になったとしても発散する事はとても大切です。
吐き出せる場所を作っておくことでストレスが溢れ出すのを防いでくれるし、相談することで視点が変わることもありますよ。
決して恥ずかしいことではないので、自分だけで抱え込まず身近な人物に相談しましょう。
5.会社や仕事を休む
最終手段一歩手前って感じでしょうか。
会社や仕事を休むことも選択肢の一つです。
精神的に限界を感じた場合はもちろん、気分転換になるし辞めることも含めて、自分の身の振り方を見直す時間を取るという意味でも、「会社や仕事を休む」ことは必要な選択肢です。
シンドイ時や職場の世界に浸かりすぎてるなと思った時には休んでいました。
会社や仕事を休むことは悪いことではありません。
気持ちに余裕があれば、ある程度は仕事のスケジュールとかに気を使ってあげるのが良いと思います。
しかし、頑張りすぎて体調を崩したり鬱になってしまうなど、追い込まれすぎる前に絶対に休むべきです。
会社や仕事に行きたくないと思える内に、休む事を選択肢に入れておきましょう。
体調を崩したり鬱になってしまう人は、自分でその選択肢があることに気づいていない人が多いんです。
実際に僕のいた職場では年に1,2人程度のうつ病の方が出るダメな職場でした。
うつ病を発症した同僚や後輩は「会社や仕事を休む」という選択肢が頭になかったり、「会社や仕事を休むことが悪いこと」と考えていたようです。
「体調に異変をきたして初めて認識した」というパターンが多いので、精神的にパンクする前に会社や仕事を休む選択肢もあることをしっかり頭に入れておきましょう。
最後に
人間関係はもちろんその他の理由であっても、会社や仕事に行きたくない人は行動や意識を変えることで改善されることがあります。
ただ根本を解決するためには会社や仕事に行きたくない理由を明確にすることが大切です。
人間関係の対処と自分自身の対処をして、時に休むことも選択肢に入れましょう。
もしそれでも会社や仕事に行きたくないと思ったのなら、「会社や仕事を辞める」ということも視野にいれるべきです。
僕の場合は
- 会社や仕事に行きたい理由を明確にする
- 人との距離感を見直す
- 自分自身を見直す
- 信頼できる人に相談する
- 休む
という順番でしたが、②~③の順番は人によって変わってくると思います。
そして最終手段として「会社や仕事を辞める」という選択があるわけですね。
ただまずは解決するためには何が必要なのか考えてみてください。
その中で会社を休む事や辞める事が解決策となったしても行動に移す前に、少なくても家族や信頼できる人には先に相談してから判断しましょう。