今回はWP QUADSの設定や使い方を解説します。
WP QUADSはブログにアドセンス広告を自動的に挿入するプラグインです。
アドセンス広告の自動設置のプラグインはいくつかありますが、近年ではWP QUADSが主流です。
WP QUADSは使いやすいですし、アドセンスブログを運営するのに必須なプラグインと言えます。
ただWP QUADSはエラーが出て、設定を保存することが出来ない状態になる場合があります。その時の対処法も合わせて解説します。
WP QUADSの設定と使い方
WP QUADSの設定方法と使い方を解説します。
WP QUADSをインストール&有効化
ダッシュボード左側のメニューから、[プラグイン]>[新規追加]をクリックします。
WP QUADSを検索し、[今すぐインストール]をクリックします。
[有効化]をクリックします。
WP QUADSの設定
まずダッシュボード左側のメニューの[WP QUAD]>[Ad Settings]をクリックします。
[GENERAL]タブ>[AD CODE]タブ>[AD1]をクリックすると、上の画像のようにアドセンスコードを貼る場所が表示されます。
Layoutの項目で広告の位置と周囲の余白を決めて[変更を保存]をクリックします。
なお上の画像のように、広告の位置は中央で余白は0(いじらない)の設定が良いですね。
[AD1]~[AD10]まであるので、アドセンスコードを10個まで登録可能です。
[GENERAL]タブ>[AD CODE]タブをクリックし、広告の表示設定画面に移ります。各設定の意味は上の画像を参照してください。
実際の設定は以下の画像は参考に。
基本的にはほとんどデフォルトのままで良いです。
いろいろな箇所に記事を挿入できますが、使い勝手が良いのは記事下に挿入する機能だけです。
Post Typesは、「post」にだけアクティブにしておきましょう。またQuicktagsにチェックを入れておけば記事作成時に便利です。
他の箇所は記事作成時に逐一入れていく必要がありますが、WP QUADSの設定が終わっていれば簡単に挿入できますので、次に解説しますね。
WP QUADSの使い方
WP QUADSの設定が終わっていれば、アドセンス広告は記事下に自動的に挿入されるので、記事の他の箇所に挿入したい場合は記事作成画面を開きます。
テキストエディタの場合は、設定でQuicktagsにチェック入れておいたので上の画像のようにWP QUADSのクイックタグが表示されています。
「Ads1」は設定したアドセンスコードを、「RndAds」は[AD1]~[AD10]までのコードをランダムに呼び出します。
ビジュアルエディタの場合は、先程アドセンスコードを貼り付けた画面に表示されていたショートコードを使用します。
ビジュアルエディタで記事を書く際には、[quads id=1]を記述すれば、アドセンス広告を呼び出してくれます。
記事の中にアドセンス広告を貼りたい時には、WP QUADSの設定はランダムなので意図した場所に張られるとは限らないので、記事下以外の箇所はショートコードを使いましょう。
またショートコードも、いちいち書くの面倒くさいですよね。
なので上の画像のように単語登録しておけば、1ボタンで呼び出せて楽チンですよ!
WP QUADSでエラーが出た時の対処法
WP QUADSで設定画面で保存すると以下のエラーが出ることがあります。
「Error: Can not save settings. Try again」が表示されて保存ができない状態で、何をどうしてもエラーが解消されません。
このエラーはどうやらレンタルサーバー側の設定の問題のようで、サーバーによってはエラーが出ません。
大手レンタルサーバーの「エックスサーバー」ではこのエラーは出ませんでした。
ここではエラーが出たレンタルサーバー「ロリポップ」で解説します。
まず「ロリポップ」にログインして、ユーザー専用ページを開きます。
[セキュリティ]>[WAF設定]をクリックします。
該当のブログのドメインの設定状態を確認して設定変更欄の「無効にする」ボタンを押下し、WAF設定を「有効」⇛「無効」に設定します。
WAF設定を無効にして数分待ってから、再度WP QUADSを設定して保存してみてください。今度は設定出来るはずです。
WAF設定を無効にしてから数分待ってもWP QUADSの設定保存が出来ない場合、もう少し待ってみましょう。僕の経験では数分~20分くらいだったと思います。
無事WP QUADSの設定保存ができたら、再度WAF設定を有効に戻しておく事を忘れずにしてくださいね。
他のレンタルサーバーの場合でも参考になるかと思います。レンタルサーバーのWAF設定を確認してみてください。