アニソンというと、いまだにアニオタの曲と揶揄されることもあるんですが、アニソンの中でも、もうアニソンとは思えないような世界観の楽曲なんかがあったりします。
アニメ東京喰種もそのうちの一つですね~
主題歌もカッコイイとは思うんですが、特に挿入歌を初めて聴いた時
なんじゃこりゃ!Σ(゚Д゚)
って感じで一目惚れならぬ、一聴き惚れしましたね~もう色々ズバ抜けてます。
単体で聞いた時に、とてもアニメで使われるような曲とは思えないくらい素晴らしい!もちろん東京喰種はREも含めて、漫画で全部読んでますし、アニメも全部ではないけど観たことはあります。
なので東京喰種の世界観にはとても合う楽曲とも思っています。
そこで、今回おすすめしたい楽曲は「GlassySky」です。
アニメ東京喰種の挿入歌【GlassySky】
ファンの方やアニメを観た人は知っている人も多いと思いますが、【GlassySky】はアニメ東京喰種第2期の第2話、第5話、第8話の挿入歌となって楽曲です。
アニメ東京喰種の第2期って2015年にですからもう2年前ですよね。
まぁたかだか2年前ですから色褪せる、なんてことはありませんが、恐らく、月日がたってもずっと聴く楽曲だと思っています。
逆にこのレベルというか、テイストの楽曲を挿入歌に出来るアニメも凄いですよね!
個人的にはこの【GlassySky】が一番ですが、アニメ東京喰種には他にも挿入歌がいくつかあるんですが、どれもオシャレかっこいいです。
なんか映画音楽のようなクオリティだし、東京喰種の世界観にリンクしている感じがしてとても良いですね。
【GlassySky】の歌詞と世界観
歌手はオーストラリアのシンガーソングライターのドナ・バークさんが歌っています。
この方、東京を拠点として、ゲームやCMなどにも歌詞提供していたり、スタジオミュージシャンとして参加しています。
【GlassySky】の歌詞の前に、題名Glassy Skyの意味を見ていきます。
Glassy SkyのGlassyは「ガラス状の」とか「滑らかな」という意味の他に、「生気のない」という意味もあるんです。
和訳の中には「割れ落ちそうな」などガラス状をベースにした意味にしていますね。
僕としては、どんな意味にも捉えられるなぁと思っています。正直難しいなぁ。
というのも、Glassy Skyの歌詞を見てみると、Glassy Skyの後に続く言葉のパターンが3種類出てきます。
Glassy Skyの歌詞を見ると、
- Glassy Sky above
- Glassy Sky the cold
- Glassy Sky It burns
と出てきますよね。
割れ落ちそうな空、割れ落ちそうな凍てつく空とも訳せますが、英語の歌詞って色々な捉え方が出来ると思うんですよね。
その都度、意味を変えても良い気がします。
例えば「Glassy Sky above」なら広く穏やかな空、「Glassy Sky the cold」ガラスのような空気が済んだ空の寒さ、「Glassy Sky It burns」なら透き通るような空が光り輝いている、とか。
これはあくまで僕の主観だし、前後の歌詞の関係によっても変わってくるでしょう。
しかし、「Glassy Sky」の世界観って東京喰種の世界観を絶対表現していますよね。
その世界観を言葉で表現しようとした時に、英語だと聴き手のイマジネーションが多く介在できると思うんです、日本語以上に。
そもそも英語の単語一つでも和訳って色々な表現がされていますからね。
映画の翻訳でも、間違ってはいないけど合っていないなぁとか、その言葉からは飛躍しているかもだけど世界観や物語にマッチしてるな、とか。
あ、矛盾しちゃいますが、英語が分からないって人向けですが、英語の音楽の場合歌詞を気にせず、歌の雰囲気とか曲の感じで捉えるのも良いと思うんです。
何言ってるのか分からないけど、なんか切ない、なんか悲しい、あの時のことを思い出すとか。
曲を好きになれば自然と英詩の意味に注目するかもですし、音を楽しむのだから英語の意味が分からないままでも、自分の琴線に触れれば好きになりますからね(≧∇≦)b
ちなみに僕の「Glassy Sky」を聴いて感じた世界観は、葛藤や儚く相手を想う気持ち、生と死という事を2人称で表現した曲だと思っています。
ん~東京喰種の世界観まんまだ(;´∀`)
あなたはこの曲を聴いてどんな風景が浮かんだり、どんな気持ちになりましたか?
深夜アニメの音楽のクオリティ
アニメ東京喰種は深夜枠で放送されていたんですが、深夜枠で放送されるアニメって個性的であったり、オシャレであったり、とにかくアニメっぽくないアニメって言う印象です。
もちろん、深夜枠のアニメが全て好きっていうわけではないし、そもそもあまりアニメ見ないんですよね(;´∀`)
昔で言えば、「サムライチャンプルー」なんてまさにそうでしたね。
絵もアニメ東京喰種とはまた違った感じで独特だったし、楽曲もかなり良かったです。
深夜枠ということで、制作側もある程度の自由度があるのかもしれませんね。