ジャスラックが著作権料を徴収する音楽教室はどこまでの範囲なのか

ジャスラック 著作権料 徴収 音楽教室

 

日本音楽著作権協会、通称ジャスラックが音楽教室にも著作権料を徴収する方針だ、ということが報道されましたね。

 

これに対してネットは大荒れのようで・・・

 

日本の音楽を衰退させるのか!など批判的なコメントが多いですね。

 

確かに「それってどうなの?」って僕も思ってしまいます。

 

音楽教育にまで著作権料徴収するの!?(´・ω・`)

 

恐らく音楽の衰退してしまうっていう気持ちを持った多くの方々は、こう思ったと思うんですね。

 

この件に対して、ちょっと考えてみようと思います。

 

ジャスラックが著作権料を徴収する音楽教室の範囲

ジャスラック 著作権料 徴収 音楽教室 範囲

 

ジャスラックがピアノ教室での楽曲演奏について、著作権料を徴収する方針だということが発表されました。

 

対象となる教室は9000か所におよぶそうで、この通知を受けた音楽教室側は反発しているとのこと。

 

まぁ当たり前ですよねぇ。

 

対象の音楽教室からは1月から音楽教室側に通知を始めているそうです。

 

ちなみに対象となる9000ヶ所の音楽教室以外の約2000ヶ所の個人運営の教室は、当面は著作権料を徴収しないそうです。

 

この当面っていうのが、音楽教室を運営されている方にとっては、なかなか怖いですよね。

 

少し調べたところ、実はダンススクールや音楽を教えるカルチャーセンターなどは既に対象となっていたそうです。

 

これにも驚きましたね。

 

楽曲は邦楽よりも洋楽のほうがかなり高いので、ダンススクールで書ける音楽って多くは洋楽のほうが多いでしょうから、大変だろうなって思います。

 

ただダンスに使う音楽の場合、ミックスやマッシュアップして使用する事が多いので、その場合も著作権料は発生するのかなぁ?って思っていますがw

 

ちなみに音楽大学や音楽系の専門学校は当分の間保留だそうです。

 

ジャスラックは音楽教室を教育の一環とは見ていない

ジャスラック 音楽教室 教育 一環

 

ジャスラックが音楽教室に著作権料の徴収を発表した経緯として、ジャスラック側は音楽教室を

 

教育の一環とは異なる

 

と、いう考えのもとからだそうで、

 

「大手楽器メーカーが運営している音楽教室はビジネスモデルにもなっている」

 

っていうのがジャスラック側の視点のようですね。

 

ここで感じたのが、ビジネスの延長線上に音楽が使用されているかで、キッチリ仕切ろうとしたのかなって事。

 

でもそれだったら、いくつか疑問が出てきます。

 

まず対象となる9000ヶ所と今回は対象外となった2000ヶ所の線引きはどこ?

ってこと。

 

恐らくは規模の大きさがまず測られているとは思います、2000ヶ所は全て個人教室なので。

 

ただ大手楽器メーカーの音楽教室とか法人化してる音楽教室は、対象となってしまったとはおもうんですが、音楽教室を開いている以上、どちらもビジネスとしては大なり小なり成り立っています。

 

そして、音大や専門学校の保留。国公立であれば違うかもですが、私立や専門学校だってビジネス、

って捉えられてもおかしくない気がするんですよねぇ。

 

まぁ今回、対象外となった2000ヶ所の音楽教室や音大、専門学校も当面は徴収しない、保留、っていう状態ですから、いつかは徴収する気がありそうですけど・・・(;´Д`)

 

著作権料が発生する分かれ目は公衆性

著作権料 発生 分かれ目 公衆

 

今回の音楽教室で、著作権料が発生するかどうかは、著作権法の「公衆に聞かせ得るための演奏」かどうかがポイントのようです。

 

だから厳密に言えばバンドのライブでも、アーティストのカバー曲を演奏した時点で著作権料が発生するってことですよね。

 

さらに言えば、ストリートでもオリジナル以外はアウトってことになります。。。

 

ただ大手レコードメーカーエイベックスはジャスラックから抜けているので、その限りではありませんね。

 

で、この公衆に聞かせる演奏っていうのが、音楽教室の練習も当てはまるのか?ってところですね。

 

一般人から見るとやっぱりそれってどうなの?って思ってしまいます。

 

もしジャスラックの言い分が、法を遵守するためなのであれば、著作権法を今一度吟味して欲しいですね。

 

確かにインターネットが普及したことで、個人情報や著作権は昔よりもかなり過敏になりました。

 

だけど、もし今後音大も専門学校も、全ての音楽教室が著作権料徴収の対象となったら、音楽教室の閉鎖もありえるし、授業料は間違いなく上がるでしょう。

 

こう考えた時に、長い目で見て「音楽は金持ちのやる嗜好品」にはなって欲しくはないなぁって思います。

 

ただでさえ、音楽業界に色々な意味で昔の勢いがない中で、音楽教室から著作権を徴収することに対して、日本の音楽を衰退させるのか!っていう意見も最もだと思いますね。

 

なんか昔起こったジャスラックxジャズカフェ問題の時に近いかなぁと。

 

コメントは2件です

  1. 荒井秀雄 より:

    どうして、エイベックスは、JASRACに、入らなかった、理由を、聞かせてください。

    また、ske48は、現在、avexに、所属してると、思いますが、もし影響があったら、
    せめて、ある、なし、でも、いいので、お応えください。

    • mori より:

      コメントありがとうございます。

      エイベックスは、元々はジャスラックに所属していましたが、離脱しました。
      ジャスラックを離脱した理由は、エイベックス傘下の会社に管理させるためです。
      ジャスラックに多大な管理費を払うより、自系列の会社に管理させることで、
      利益を確保出来ると考えたのかなって、個人的には思います。

      SKE48の芸能活動ということでしたら、影響は無いと思っています。
      敢えて言うのなら、ジャスラック管理の音源の使用条件よりも、
      エイベックス傘下の管理会社の使用条件の方が、
      レコード会社(SKE48なのでエイベックスですね)の楽曲の宣伝活動がしやすいようです。

      ちなみに楽曲の使用料に関してもジャスラックよりも安いそうなので、
      BGMで使用している飲食店やカラオケなどは、助かるのではないでしょうか。

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